2026
10/20

高齢者を狙う「なりすまし詐欺」に新たな動き ― 今週の防犯ニュースまとめ

高齢者を狙うなりすまし詐欺に新たな動き 今週の防犯ニュースまとめ

今週も全国各地で特殊詐欺の摘発や被害の発表が相次ぎました。手口は家族や捜査機関になりすますものが中心で、被害額も依然として高水準です。今回は特に注目したい5つのニュースをまとめました。

今週注目の防犯ニュース

1. 大阪府警、特殊詐欺グループ11人逮捕 全国300人・7.4億円被害か

息子を装い株の税金名目で高齢者から現金をだまし取ったとして、大阪府警がリーダー格ら11人を逮捕しました。同じ手口による被害は全国で約300人、約7億4千万円に上る可能性があるとされています。

出典: 読売新聞オンライン(Yahoo!ニュース)

2. 捜査機関を名乗る詐欺で新たに被害3件、警察が注意呼びかけ

警察官や検察官を名乗る詐欺の被害が新たに3件確認され、警察が改めて注意を呼びかけています。警察官が電話やビデオ通話で現金の振り込みや受け渡しを求めることはありません。

出典: NHKニュース

3. 米子市の87歳男性狙う詐欺未遂、「だまされたふり作戦」で3人逮捕

息子や弁護士を装い慰謝料名目で現金100万円をだまし取ろうとした事件で、偶然居合わせた捜査員の協力により3人が逮捕されました。被害に気づいた際の迅速な通報の重要性を示す事例です。

出典: 読売新聞(dメニューニュース)

4. 特殊詐欺「受け子」か、17歳男子高校生を静岡県警が逮捕

高齢男性2人から計300万円をだまし取った疑いで、「受け子」とみられる17歳の少年が逮捕されました。未成年がアルバイト感覚で詐欺に加担する事例が各地で後を絶ちません。

出典: 静岡放送(SBS)(Yahoo!ニュース)

5. 奈良県の特殊詐欺被害、9月末で53億円超と過去最悪ペース

奈良県内の特殊詐欺被害額が9月末時点で約53億円に達し、件数・金額ともに前年同期を上回りました。警察官を装う手口が被害額全体の約4割を占めています。

出典: 奈良テレビ放送(Yahoo!ニュース)

所感

今週のニュースを見ると、特殊詐欺の手口は「息子」「警察官」「弁護士」など信頼されやすい立場へのなりすましに集中しており、被害額も各地で高水準のまま推移しています。一方で、米子市の事例のように周囲の気づきや迅速な通報が被害を未然に防いだケースもあり、家族や地域の見守りが有効であることが改めて示されました。また、未成年が「受け子」として事件に関与するケースも各地で相次いでおり、家庭内での注意喚起も欠かせません。離れて暮らすご家族がいる場合は、「お金の話が出たら一度電話を切って家族や警察に確認する」といった基本的な対策を今一度共有しておくとよいでしょう。

ちょっとした声かけや確認の積み重ねが、大きな被害を防ぐ一歩になります。


※本記事はニュース報道をもとに作成しています。最新情報は各出典元でご確認ください。