2026
10/29

台風30号接近と緊急地震速報の初取り消し、今週の防災ニュースまとめ

台風30号接近と緊急地震速報の初取り消し 今週の防災ニュースまとめ

今週は台風30号の接近に伴う警戒とともに、緊急地震速報の初取り消しや自治体の誤配信など、「情報の伝わり方」を考えさせられる出来事が相次ぎました。全国の主な防災ニュースをまとめます。

今週注目の防災ニュース

1. 台風30号、中心気圧900hPaに発達 週後半沖縄接近、その後東シナ海北上し対馬近海へ

気象庁の21日発表によると、大型で猛烈な台風30号(チャンパー)は中心気圧900hPa・最大瞬間風速85m/sまで発達し、23日に沖縄の南へ達する見通しです。その後は勢力を弱めながら東シナ海を北上し、対馬近海へ接近するおそれがあります。

出典: HBCニュース北海道(Yahoo!ニュース)

2. 新潟で10月観測史上最大の大雨、一時警報も発表

新潟県内では20日午前10時までの24時間に新潟市西蒲区で89ミリ、10月の観測史上最大となる大雨が記録され、新潟・三条地域には一時「レベル3大雨警報」が発表されました。気象台は土砂災害への注意を呼びかけています。

出典: 新潟ニュースNST(Yahoo!ニュース)

3. 気象庁、緊急地震速報を史上初取り消し M9.9・震度7と過大予測

16日にカムチャツカ半島付近で発生したM6.9の地震について、気象庁は遠方の地震に国内用の計算式を適用したためマグニチュードをM9.9、最大震度7と過大に予測し緊急地震速報(警報)を発表、約10分後に取り消しました。2007年の運用開始以来、初めての取り消しです。

出典: 日本経済新聞

4. 自治体の防災メール配信システムに不正アクセス、全国約300自治体に影響

全国875自治体が利用する防災情報配信サービスが第三者の不正アクセスを受け緊急停止し、メールアドレス300万件超・電話番号10万件超の個人情報が流出した可能性があります。47都道府県の少なくとも295自治体で防災メールの配信が止まりました。

出典: 日テレNEWS NNN(Yahoo!ニュース)

5. 福井県南越前町、避難指示を誤って発信 Lアラートで即日取り消し

福井県南越前町は18日午前、町内全域に避難指示を出したとする誤った情報をLアラートなどを通じて発信し、まもなく取り消しました。

出典: NHKニュース

所感

今週は自然現象への警戒だけでなく、情報を伝える仕組み自体に関わる出来事が目立ちました。緊急地震速報の取り消しや自治体の誤配信は、警報が出たからといって内容が常に正確とは限らないことを示しています。防災メールの配信システムが不正アクセスで止まったように、情報を受け取る手段自体が使えなくなる場合もあります。テレビ・ラジオや気象庁・自治体の公式サイトなど複数の情報源を確認する習慣を持っておくと安心です。台風や大雨の多い時期はまだ続きますので、避難場所や持ち出し品の確認もしておきましょう。


※本記事はニュース報道をもとに作成しています。最新情報は各出典元でご確認ください。