2020
10/16

古くなった消火器を無料or安く処分する方法

こんにちは、あんしん壱番の李(Lee)です。

「ずいぶん前に買った消火器がボロボロだから処分したい…」「使用期限が過ぎたので、廃棄したいけどどこにもっていけばいいの?」という方に向けたお話をしたいと思います。

処分方法について

消火器の処分は主に3つの方法があります。

一番安く済む方法

おすすめの方法は「リサイクルシール」を貼った状態で、「指定引取場所」へ持っていくことです。
※指定引取場所で処分するにするにせよ後述の方法で処分するにせよ、リサイクルシールは必ず貼ってある必要があります。

指定引取場所は消火器メーカーや西濃運輸がなっていて、持っていけば無料で処分してくれます。
※いきなり行っても引き取ってくれない場合があります。事前に連絡しましょう。

最寄りの「指定引取場所」を探す場合はこちらをクリック

ちなみにリサイクルシールは↓こんなやつです。消火器の側面に貼ってあるか見てみましょう。
リサイクルシール

ちなみに2010年以降に製造された消火器にはリサイクルシールがもともと貼ってあるので、有効期限内であれば追加費用は必要ありません。
リサイクルシールが貼っていなかった場合は、購入する必要があります。値段は安くて550~600円くらいですが、オープン価格なのでまちまちです。

リサイクルシールはネットでも購入できますし、西濃運輸以外の指定引取場所や後述の特定窓口でも販売しています。
リサイクルシールはこちらのサイトでも販売しています。

最も安く済みますが、持っていく手間がかかるのと指定引取場所は全国に約210か所しかなく、数が少ないのでお近くにない可能性もあります。
ちなみに直接の持ち込みだけで宅配便等での引取りはしていません。

指定引取場所が近くにない時に安く処分する方法

指定引取場所が近くになく、安く処分したいときは「特定窓口」へ持っていきましょう。
最寄りの「特定窓口」はこちら

特定窓口も指定引取場所と同じように消火器の処分をしてくれます。

消火器販売の代理店などが特定窓口になっているので数も多く、持ち込みしやすくなっています。
また持ち込みだけでなく回収に来てくれる窓口もありますので、手間をかけずに処分することもできます。
※回収が可能かは窓口によります。電話で確認しましょう。

ただリサイクルシールが貼った状態で持ち込みをしても、保管料という名目で費用が掛かります。回収に来てもらう場合は運搬料も別途必要になります。
保管料は窓口によって異なるので様々ですが、1本あたり500円~2000円くらいかと思います。

手間がかからない方法

一番手間がかからないのはゆうパックで送る方法です。
HATSUTAエコサイクルセンター(0120-822-306)に電話申込をすると梱包箱とゆうパックの伝票が代引きで送られてきます。
廃消火器を入れた梱包箱に伝票を貼り付けて、ゆうパックに集荷依頼をするか、郵便局に持ち込めば処分できます。
※簡易郵便局およびゆうパック取次ぎ所では取り扱いができないので注意しましょう。

ただし処分費用が1本あたり6,270円かかるので最も高くなっています。(新しい消火器が2本くらい買える値段ですね…)
※以前は2,200円で処分できていましたが、2020年1月から大幅値上げになりました。

消火器を持っていくことができず、特定窓口で回収にも来てくれないという状況でのみ利用することをお勧めします(もしくはゆうパックに絶大な信頼を寄せているとか…)。

よくある質問

Q.ホームセンターで引き取ってくれないの?
A.廃消火器の処分だけはしていないことが一般的です。買い替えであれば、無料で引き取ってくれる場合もありますが、店舗によります。

Q.そもそも処分しないといけないの?
A.必ず処分してください。古くなった消火器は外装が腐食し、破裂する恐れがあります。

Q.スプレー式の消火具も処分できる?
A.できません。エアゾール式消火スプレーは回収できないので、自治体の処分方法に従いスプレー缶として処分する必要があります。

Q.御社で消火器は売ってないの?
A.販売しています。家庭で備える場合は「住宅用消火器」がおすすめです。それ以外の場合は業務用消火器がおすすめです。



それではまた(o|o)