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防弾チョッキはこうやって選ぶ!米軍が採用した基準を紹介

防弾ベア
こんにちは、李(Lee)です。
↑の写真は前に展示会で見つけたクマのぬいぐるみです。実はこのクマが来ているのは本物の防弾チョッキです!
ここのブースは防弾チョッキを取り扱いしている会社さんでクマ用の防弾チョッキを自作されたそうです。

防弾チョッキとは

防弾チョッキは特殊な素材でできたチョッキで、弾丸が貫通しないようになっています。
軍隊や警察などが使用するために作られましたが、一般の方でも購入できます。普通に生活しているとあまり縁がないかもしれませんが、戦場カメラマンやボディーガード、まれに選挙中の政治家の方がつけていたりします(あとは抗争中の暴力団関係者とかも…)。

防弾チョッキを選ぶ基準

防弾チョッキの性能もピンキリで、ネット上には安いもののどのくらいの性能があるのかわからないものもあります。
目安となるのが、NIJ(アメリカの国立司法研究所)が定めている安全基準です。このNIJが定めた安全基準は米軍や世界の警察などが採用しているので、この安全基準をクリアしているかどうかが一つの目安になります。

防弾の安全基準はレベルⅠ,ⅡA,Ⅱ,ⅢA,Ⅲ,Ⅳの6段階まであります。
下記の表はNIJの基準に基づいて対応できるであろう代表的な拳銃を表記したものです。拳銃の一般的な性能データを基にしているので絶対的なものではありませんが、参考にはなるかと思います。

防弾レベル NIJ基準にて防護できる代表的な拳銃 弾丸の重量 弾丸初速度
38スペシャル(38口径)
私服警察、民間警察用に開発された銃。
10.2g 初速259m/s
Ⅱ-A ベレッタM92F
米軍の正式拳銃。
8.0g 初速340m/s
357マグナム(38口径)
米軍警察の代表的な拳銃。
10.2g 初速425m/s
Ⅲ-A 44マグナム
本来は猟中の護身用のスペア銃。
ダーティーハリーで有名。
15.6g 初速426m/s
308ウインチェスター
大口径ライフル
9.7g 初速838/s
M1ライフル
米軍用M1ライフル
10.8g 初速868/s

何をもって「弾丸の威力」とするのかは難しい問題ですが、大雑把に考えると弾丸の威力は「弾丸の初速」、「弾丸の重量(質量)」に大きく依存します。
弾速の2乗×質量×1/2=弾丸の運動エネルギーになるので、初速がはやく、質量が重いほど弾丸の威力は上がります。

NIJの規格では銃弾の種類や初速などが決まっているので、NIJ規格をクリアするためには特定の条件下で発砲テストを行い弾丸が貫通しない必要があります。

またNIJの基準では貫通しないかどうかだけでなく、粘土に防弾チョッキをセットアップした状態で発砲し、粘土の凹みが44mm以下であるかもテストする必要があります。
これは粘土を人体と仮定してテストをしており、粘土の凹みが大きい=人体へのダメージも大きいということになります。例えば靴の上に鉄の棒を落としたら、靴は貫通しなくても足はすごく痛いと思います。
それと同じで、仮に防弾チョッキを貫通しなかったとしても、凹みが大きければ粉砕骨折や内臓損傷などの人体に大きな損傷を与える可能性があり、防弾チョッキの意味をなしません。

そのため、被弾インパクトによる凹み=Deformation、BFS (Back Face Signature) が44mm以下でなければならないという基準もあります。

BFSは少なければ少ないほど被弾による人体への影響は少なく、安全性の高い防弾チョッキであるといえますが、BFSの値まで公開している商品は稀です。
(NIJの基準がBFS44mm以下なのはおそらく44mmを超えると人体に大きな損傷を与える可能性が高くなるからだと思われます。)

レベルⅢAは15.5gの44マグナム弾を5mの位置から5発発砲して、弾丸が貫通していません。
ですので「レベルⅢA」と表記されていれば多くのハンドガンの銃弾を防ぐことができます。(もっとも発砲距離や弾丸の種類などで結果が左右されるので試さない方が良いと思いますが…)

ちなみに紛争地などでよく使用しているAK47などのアサルトライフルはレベルⅢAでは防ぐことができません。
紛争地に行くときはアサルトライフルで撃たれないように注意しましょう。

日本に普及してる拳銃は防げない可能性も

拳銃
「レベルⅢA」でも防ぐことができるかどうかわからないのが「トカレフ」という拳銃です。トカレフはもともとソ連で作られて拳銃ですが、諸々の事情があって日本を含むアジア各国に普及しています。このトカレフの弾丸の初速は500m/s近くにもなります。レベルⅢAでテストされている弾速は426m/sなので、規格外になってしまいます。
しかし、1つ上の「レベルⅢ」は大口径のライフルなどを防ぐためのもので、弾速838m/sでテストしており、拳銃用としてはオーバースペックです。

なので防弾チョッキを選ぶ場合はNIJ規格とは別に、独自にトカレフを防げるかテストしている防弾チョッキを選ぶことをお勧めします。
当店の場合、「レベルⅢAプラス」か「レベルⅢA+T」と表記しているものがトカレフ対応になります。

当店おすすめの防弾チョッキはパネルを取り換えることで防刃チョッキにも防弾チョッキにもなるJPU-0です!



もし必要になる機会があった際はぜひ検討してみてください。

アサルトライフルを防ぎたい、防弾ヘルメットが必要などの要望がありましたら当店までご連絡ください。
WEBページ上では販売していなくても、取り寄せが可能な場合があります。
※当店では反社会勢力・暴力団への防弾チョッキ等の販売は固くお断りしております。
 お取引の途中で発覚した場合でも取引を中止させていただいております。

連絡先
あんしん壱番
TEL:06-6581-2880
mail:info@ansin-ichiban.com

それではまた!(o|o)

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